JTBは7月14日、ユーグレナ、オリエンタルエアブリッジと共同で、脱炭素社会の実現を目指し、離島振興を通じた持続可能な地域づくりに取り組むと発表した。第1弾として、ユーグレナ社の製造、販売するバイオジェット燃料を導入したオリエンタルエアブリッジの航空機で五島福江島上空の遊覧飛行ツアーを企画、発売した。
持続可能な航空燃料を使用し、環境負荷削減に貢献するとともに、五島列島ジオパークを含む長崎県五島市を舞台に離島振興を目指す。
ツアーは、8月に開業予定の再生エネルギーを利用したホテル「五島リトリートray」に3連泊する。五島の旬な食材と栄養豊富なユーグレナを使用した食事を提供。五島の名産品、ツバキを利用したクラフトジンづくりに挑戦する五島つばき蒸溜所を見学する。
3社は、同事業で得た知見をもとに、今後も脱炭素社会や離島振興を通した持続可能な観光、地域づくりの実現に向けた検討を継続していく予定。