JR北海道、令和3年度事業計画を発表


感染防止などで利用回復

 JR北海道は2日、令和3年度事業計画を発表した。営業収益の確保に向けて、引き続き感染防止策などのウィズコロナ対策を実施しつつ利用の回復に努めるとともに、アフターコロナのニューノーマルへの対応を進める。

 需要に応じた弾力的な列車運行、非対面・非接触ニーズを踏まえた販売方法の見直しなどを行うとともに、北海道新幹線開業5周年企画や国や北海道の需要喚起策、観光列車の運行などにより利用の回復につなげる。

 北海道新幹線の札幌開業に向けては、札幌駅工事などを推進。青函トンネル区間のさらなる高速化や、新函館北斗―札幌間の最高時速320キロ化、共用走行区間に起因する課題の解決を進め、「札幌―東京最速4時間半」の実現を目指す。

 北海道新幹線新函館北斗―新青森間の収益の確保については、北海道新幹線開業5周年プロモーションを展開するほか、東日本大震災から10年の節目となる復興支援の東北デスティネーションキャンペーンと連携した施策を実施するなど、利用の回復に努める。引き続き北海道と東北、北関東の修学旅行の獲得にも取り組む。また、新幹線の速達性を生かし、新函館北斗―新青森間の新幹線荷物輸送の拡大について検討を進める。

 

 
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