日本航空(JAL)とジャルパック、北海道宝島旅行社(札幌市中央区)は、ポストコロナのインバウンド市場に向けた商品開発、販売について包括連携を推進する。北海道の大自然、異文化体験、食などの豊富な資源を生かし、アドベンチャーツーリズムなど新しい旅を世界に提案する。
包括契約は、今年9月にアジアで初めての開催となる北海道での「アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット(ATWS)2021」を契機に、道内の国立公園、広大な自然、そこに住む人々が織りなす文化、基幹産業である農林水産業がもたらす食や景観など、多彩で魅力的な地域資源(環境保全)を生かした持続可能な観光地域づくり(SDGs)を目的に締結。
今後は、共同開発するアドベンチャーツーリズム旅行商品を、日本航空の地域送客プラットフォーム「訪日ダイナミックパッケージ」で国内外に向けて販売する。また、札幌在住の客室乗務員「JALふるさとアンバサダー」が、実際に現地に赴き、客室乗務員ならではの知見を生かした旅行商品の企画や商品プロモーションに参加。「北海道(地域)の魅力=北海道の宝」を国内外に発信する「北海道・宝結(たからむすび)プロジェクト」も併せて開始する。
宝結プロジェクトロゴ