IRのギャラクシー・エンターテインメント・グループ、3か月および6か月の業績を発表


 IRのギャラクシー・エンターテインメント・グループは、3か月および6か月の業績を発表した。

ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(略称:GEG、香港証券取引所証券コード:27)は、9日、2018年6月30日までの3か月および6か月の業績を発表しました。(金額は特に明記がない限りすべて香港ドル建て)
2018年第2四半期決算および中間決算のハイライト

GEG:好調なマスゲーミング、強力なVIPおよび運営力に牽引され、記録的な業績を達成
・上半期のグループの純売上高*は281億香港ドル(前年同期比25%増)
・上半期のグループの調整後EBITDAは86億香港ドル(前年同期比34%増)
・上半期の株主に帰属する純利益(「NPAS」)は72億香港ドル(前年同期比56%増)
・第2四半期のグループの純売上高*は139億香港ドル(前年同期比22%増、前四半期比では1%減)
・第2四半期のグループの調整後EBITDAは43億香港ドル(前年同期比32%増、前四半期比では微増)
・不運な要因により第2四半期の調整後EBITDAは約1億3100万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは45億香港ドル(前年同期比34%増、前四半期比では1%増)
・直近12か月の調整後EBITDAは163億香港ドル(前年同期比35%増)

ギャラクシー・マカオ:マイナス要因にもかかわらず、EBITDAは前年同期比で10四半期連続成長
・上半期の純売上高*は198億香港ドル(前年同期比25%増)
・上半期の調整後EBITDAは65億香港ドル(前年同期比28%増)
・第2四半期の純売上高*は99億香港ドル(前年同期比28%増、前四半期比1%増)
・第2四半期の調整後EBITDAは32億香港ドル(前年同期比30%増、前四半期比では1%減)
・不運な要因により第2四半期の調整後EBITDAを約1億2500万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは33億香港ドル(前年同期比29%増、前四半期比3%減)
・第2四半期の5つのホテルの客室稼働率は実質100%

スターワールド・マカオ:記録的なマスゲーミングに牽引され、EBITDAは前年同期比で8四半期連続成長
・上半期の純売上高*は63億香港ドル(前年同期比28%増)
・上半期の調整後EBITDAは20億香港ドル(前年同期比41%増)
・第2四半期の純売上高*は31億香港ドル(前年同期比17%増、前四半期比5%減)
・第2四半期の調整後EBITDAは9億8700万香港ドル(前年同期比29%増、前四半期比2%減)
・不運な要因により第2四半期の調整後EBITDAを約400万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは9億9100万香港ドル(前年同期比44%増、前四半期比7%増)
・第2四半期のホテルの客室稼働率は実質100%

ブロードウェイ・マカオ:ユニークな家族向けリゾート。マカオの中小企業(SME)から強力な支援
・上半期の純売上高*は2億7300万香港ドル(前年同期比4%増)
・上半期の調整後EBITDAは1500万香港ドル(2017年上半期は700万香港ドル)
・第2四半期の純売上高*は1億3100万香港ドル(前年同期比3%増、前四半期比で8%減)
・第2四半期の調整後EBITDAは2万香港ドル(2017年第2四半期は100万香港ドル)
・不運な案件により第2四半期の調整後EBITDAは約200万香港ドル減、平準化調整後EBITDAは400万香港ドル(2017年第2四半期は600万香港ドル)
・第2四半期のホテルの客室稼働率は実質100%

バランスシート:極めて強いバランスシート
・現金および流動性のある投資は429億香港ドル、ネットキャッシュは2018年6月30日時点で343億香港ドル
・2018年6月30日時点での負債は86億香港ドル
・2018年4月27日に発表済みの1株あたり0.41香港ドルの特別配当を実施
・その後さらに1株あたり0.5香港ドルの特別配当を2018年10月26日前後に実施することを発表

開発に関する最新情報:開発の機会を引き続き探索中
・コタイ地区のギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズの開発は、ノンゲーミング事業のMICEやエンターテインメント、家族向け施設を中心に、一部ゲーミングも含めて進行中
・ウィン・リゾーツ – パッシブ型のマイノリティ投資を完了
・横琴島 – マカオの旗艦エンターテインメントリゾートであるギャラクシー・マカオを補完する形で、建物の配置にゆとりを持たせた統合型リゾート開発に向けての計画が進行中であり、詳細は今年後半に発表予定
・国際事業の展開 –日本とフィリピンを含む海外市場で機会を引き続き探索

*純売上高は新しい会計基準に基づいて算出しており、比較率は2017年の第2四半期と上半期および2018年の第1四半期における修正後の純売上高を超えます。

GEG会長ルイ・チェ・ウー博士は次のように述べています。

本日、グループの2018年第2四半期および上半期の業績をご報告できることをうれしく思います。同期間、マカオは引き続き活況であり、グループは業務の運営に集中してきました。2018年の上半期、グループの純売上高は前年同期比25%増の281億香港ドルで、調整後EBITDAは前年同期比34%増の86億香港ドルを達成しました。2018年の第2四半期、グループは、1億3100万香港ドルの不運な要因があったにもかかわらず、調整後EBITDAは43億香港ドルを記録しました。競争の激しいマカオ市場で新規および既存の施設拡張が行われている中でも、当社はこのような業績を収めることができました。第2四半期のグロスゲーミングレベニューは、歴史的に第1四半期と比較して軟調に推移することや、6月の後半から7月にかけて開催されたワールドカップがグロスゲーミングレベニューに影響したことも指摘しておきたいと思います。

当社は引き続きビジネスの全セグメントに積極的に取り組み、リゾートの売上に注力することで、記録的なEBITDAを達成しました。第2四半期、上半期共に、リゾートホテルの客室稼働率が実質100%を記録したことを喜ばしく思います。

当社のバランスシートは引き続き極めて強く流動性に富み、トータルキャッシュおよび流動性のある投資が429香港ドル、ネットキャッシュは343億香港ドルです。バランスシートが極めて強いことから、配当による株主への還元、開発パイプラインや国際的な事業展開計画に資金を投入することができます。2018年4月27日には、1株あたり0.41香港ドルの特別配当を実施しました。さらに、2018年10月26日前後に1株あたり0.5香港ドルの特別配当を再度実施します。これらの配当は、マカオ市場と当社の長期的な展望に自信があることの表すものです。

また、3月にGEGは、パッシブ型のマイノリティ投資により、ウィン・リゾーツの株式の4.9%を9億2,750万USドル(約72億8,000万香港ドル)で取得することに合意し、手続きが2018年4月に完了しました。

開発の最前線では、家族向けおよび最高級のホテル客室4,500室、広々としたMICEスペース、16,000人収容の多目的アリーナ、飲食店、小売店、カジノなどを中心とした、コタイ地区の第3および第4フェーズの建設を引き続き進めていきます。さらに、横琴島ではマカオの旗艦エンターテインメント・リゾートのギャラクシー・マカオを補完する形で、建物の配置にゆとりを持たせた統合型リゾートの開発に向けて構想計画が進行中です。グループには明確な成長開発パイプラインがあります。

先頃、日本で統合型リゾート(「IR」)実施法案が可決したことを大変うれしく思います。日本は、長期的に見て大きな成長機会があり、マカオおよびその他での国際的な事業展開計画を補完するものです。モナコ公国のモンテカルロSBMおよび日本のパートナーと共に、ワールドクラスのIRである当社ブランドを日本で展開することを楽しみにしています。

レジャー、観光、旅行に対する市場の需要の大きさから、私たちはマカオ市場とGEGの特に長期的展望には自信を持っています。しかし、短期的には、世界的な貿易摩擦、為替相場の変動、全体的な景気の減速が2018年下半期の消費者心理に影響を与える可能性も理解しています。私たちは、マカオの将来的な成長とグレーターベイエリアの統合に寄与する、港珠澳大橋などさらなるインフラプロジェクトの完成や鉄道路線の延長に期待を寄せています。

最後に、「ワールドクラス、アジアのおもてなし」のサービスを日々提供し、グループの成功に貢献している、当社の社員全員に感謝の意を表したいと思います。

 
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