鳥取県「青谷弥生人」そっくりさんグランプリに大阪の会社員 吉田昌弘さん

  • 2022年6月11日

 鳥取県の「青谷弥生人」そっくりさんグランプリに大阪の会社員 吉田昌弘さんが選ばれた。

 鳥取県では昨年10月、県内の青谷上寺地遺跡から発掘された人骨をもとに「青谷弥生人」を復元。復元像を公開するとSNSを中心に大きな話題となり、その名前とそっくりさん募集を実施してきました。
5月28日(土)~29日(日)にかけて、今年1月に選ばれたとっとり弥生の王国の初代国民(そっくりさん入賞者)をグランプリ候補として鳥取にお招きし、青谷上寺地遺跡などを巡る鳥取ツアーを開催。
グランプリイベントでは、候補者はパフォーマンスを披露し、グランプリが決定しました。

グランプリの吉田昌弘さん(左)と平井鳥取県知事グランプリの吉田昌弘さん(左)と平井鳥取県知事

■グランプリイベントについて

初代国民10名・審査員・平井鳥取県知事による集合写真初代国民10名・審査員・平井鳥取県知事による集合写真

 本グランプリイベントは、会場での一般観覧とオンライン配信でのハイブリット式で実施。

10名のグランプリ候補者は、1人2分ずつのPR時間を使い、ダンスやギター演奏などそれぞれの特技を活かしたパフォーマンスで、会場を沸かせました。審査では、見た目の「そっくり度」を審査員が評価するとともに、観覧者やインターネットでの一般投票も行われました。

青谷弥生人の復顔像と吉田さん青谷弥生人の復顔像と吉田さん

 

今回、初代グランプリに輝いたのは、大阪府在住の吉田昌弘さん。PR時間では、営業マンらしく持ち前の話術のみでパフォーマンスを行い、審査員からは、弥生時代や弥生人への理解を深めてグランプリイベントに臨んだ姿勢や、吉田さんを支える家族とのエピソードも評価されました。 

とっとり弥生の王国 青谷弥生人そっくりさんグランプリ

日 時:2022年5月28日(土) ※一般参加は会場と、オンライン配信。
会 場:鳥取市青谷町農林漁業者トレーニングセンター
内 容:主催者挨拶(鳥取県知事)、候補者PR(10人×3分)
会場投票/審査員審査、審査発表、表彰式
賞 品:青谷弥生人黄金像トロフィー、鳥取のブランド岩ガキ「夏輝(なつき)」5Kg

■初代国民10名が激突!個性的なパフォーマンスを披露!

イベントでは初代国民10名がグランプリの座をかけ、PRタイムを使ってそれぞれの個性が激突するパフォーマンスを披露しました。この日のために考案したオリジナルの歌やダンスで会場を盛り上げるそっくりさんもいれば、ミュージシャンや俳優、歴史の教師といった職業や特技を活かしてアピールする方もいるなど、まさに十人十色のPR合戦が繰り広げられました。

≪グランプリ受賞者コメント≫

「まさか自分が選ばれるとは思っていなくて他の皆さんのパフォーマンスにも圧倒されていたので、グランプリに選ばれてとても光栄です。青谷弥生人に似せるだけでなく、弥生時代にも興味を持つことができて良い経験になりました。普段は営業職なので、持ちネタにもできます!これを機に青谷弥生人を盛り上げていきたいです!」
(吉田昌弘さん)

■青谷上寺地遺跡やむきばんだ史跡公園を訪問

むきばんだ史跡公園にて、火起こしなど弥生人体験をするそっくりさん達むきばんだ史跡公園にて、火起こしなど弥生人体験をするそっくりさん達

 

グランプリイベント終了後には、初代国民(そっくりさん入賞者)全員で、青谷上寺地遺跡を訪問。翌日にはむきばんだ史跡公園で、火おこしや竪穴住居を見学し、弥生時代の生活を体験。その時代を生きていたと考えられる青谷弥生人に思いをはせました。

■青谷弥生人とは? ~人骨とDNAの研究から約1800年前の弥生人の顔の復元に成功

2000年に鳥取市の青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)で大量に出土した弥生時代後期(約1800年前)の人骨のうち、3個体の頭蓋骨に当時の人の脳が残されていることがわかりました。弥生人の脳は国内で初めての発見です。
鳥取県では、国立科学博物館の監修を受けながら、頭蓋骨の形態やDNAの分析結果をもとに「青谷弥生人(あおややよいじん)」の復顔像を制作。遺伝子情報も反映した弥生人の復顔は全国初の試みです。

■国史跡「青谷上寺地遺跡」とは

鳥取県鳥取市青谷町(あおやちょう)に弥生時代前期の終わり頃(約2400年前)から古墳時代前期(約1700年前)にかけて営まれていた集落遺跡です。弥生時代の歴史を考える上でとても重要な遺跡として、平成20年に国の史跡に指定されました。
山陰地方を東西に結ぶ山陰自動車道の建設に伴って発掘が行われ、弥生時代の人々が活動の拠点としていた微高地から、北陸地方から運び込まれた石材で製作された玉やデザイン性に優れた木器や骨角器など、弥生時代の人々が製作、使用していた様々なものが発見されました。中国で製作された銅鏡や朝鮮半島で製作された鉄器など、当時の貴重な交易品も出土しており、日本海交易の拠点として賑わっていたと考えられています。

令和元年には、土器、石器、鉄器、木器、骨角器など様々な出土品1353点が国の重要文化財に指定されました。令和5年秋には史跡公園と重要文化財を展示する施設を含むガイダンス棟がオープンする予定です。

 
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