魅力あふれる教旅コンテンツを用意 城島高原オペレーションズ


ジュピターは日本を代表する人気コースターだ

遊び 探求学習 SDGs学習 平和学習

 城島高原オペレーションズ(大分県別府市)は、半世紀以上にわたり地元九州や愛媛県、山口県をはじめ、全国の小学校・中学校・高等学校・支援学校の教育旅行を受け入れ、観光施設としては全国有数の受け入れ実績を誇る。城島高原パークでのアトラクション体験、城島高原ホテルでの宿泊に加え、近年は地元の研究会と連携して農泊体験の提供にも力を注いでいる。近隣の観光関連施設も含め、城島高原には「遊び」「探究学習」「SDGs学習」を幅広く網羅するコンテンツがそろう。教育旅行受け入れ施設としてのポテンシャルの高さを、西日本エリアのみならず東日本エリアにも発信すべく、同社・後藤康男社長や同ホテル・相部満昭支配人に話を聞き、その魅力や可能性を紹介する。


城島高原ホテルの外観

 

“笑顔になれる”アトラクション多数

 阿蘇くじゅう国立公園、由布岳の南麓に広がるなだらかな高原地帯の一角、別府市内の温泉街のにぎわいから少し離れたところに城島高原の各施設は位置している。

 城島高原パークは日本初の木製コースター「ジュピター」をはじめ、今春に新設した最新デジタル技術を駆使した屋内型の新コンテンツ「TOMISHIRO NGA ZONE」まで、30を超えるアトラクションを有する。「園内をところ狭しと移動し、笑顔で各アトラクションを楽しんでくれている生徒たちの表情を見ると本当にうれしくなる」と後藤社長。「『全生徒が一定時間園内にいてくれる環境は、引率する側としても安堵(あんど)できる』とのお声を頂く」との言葉通り、生徒の行動を把握する観点からも大きなメリットがある。パーク内で食事をとる際には、ランチバイキングや焼肉バイキング、食事券利用など、学校ごとの要望に応じた食事提供も可能だ。

ジュピターは日本を代表する人気コースターだ

広い客室、充実のガイダンス用施設

 城島高原ホテルは高層階のない4階建て。眼前に国立公園の雄大な自然が広がる緑豊かな環境が特徴的。受け入れは1校1館を原則とし、客室棟は2棟に分かれ、男女別の部屋割りなどの際にも勝手が良い。大浴場は天然温泉「大地の湯」で、男湯は檜(ひのき)造りの和風風呂、女湯は大理石造り洋風風呂を備える。男女とも最大60人まで収容可能だ。食事提供はビュッフェ料理、セット料理から選択可。地元大分の郷土料理など、地産地消をテーマにした料理も用意している。館内でのオリエンテーション用に利用できるホール(収容人員300人)を2カ所有し、パーク内のホールも利用できるなど、ガイダンス施設も充実している。相部支配人は「程よい緊張感を持って一定のルールのもとホテルライフを仲間と過ごす経験は、家族で過ごすものとは異なる意味を持つ。自然を感じる空間で有意義な時間を過ごしてほしい」と思いを語る。

客室(例)。ゆったりとした造りで、班やグループごとの部屋割りもしやすい

 

農泊など豊富な教旅用素材

 近年は大分県グリーンツーリズム研究会(宇佐市)と連携協定を締結し、農泊を推進している。県内の100を超える農泊受け入れ家庭の協力のもと、農作業体験や料理体験などを整備し、地元の自然や農業に触れるプランを造成している。阿蘇くじゅう国立公園に属する「猪の瀬戸湿原」でのトレッキング、宇佐市内の平和資料館や軍用機離着陸地「掩体壕(えんたいごう)」、自然動物公園「アフリカンサファリ」のほか、大分県内の留学生との「異文化交流研修」など、教育旅行のコースに組み込める施設やプログラムが周辺一帯に存在している。

農泊体験でのワンシーン

 

教育旅行のご案内│城島高原パーク│大分別府・湯布院の中心に位置する高原リゾート | 城島高原パーク

 


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