
4市町がプレゼンを実施
企業と自治体が商談
高知県は7月3日、遊休地や施設を所有する市町村と、アウトドアなどの観光開発を手掛ける民間企業との商談の機会を創出する「観光資源オーディション」を高知市内で開催した。県内の12市町と、民間企業3社が参加。地域資源の観光への利活用を検討し、事業の具体化に向けた一歩を踏み出した。
参加企業は、キャンプ用品販売のキャプテンスタッグ、キャンプ場運営のピカ、アスレチック施設運営のパシフィックネットワーク。自治体に対し各社が事業展開などを紹介した。
12市町のうちプレゼンテーションを実施したのは、四万十市、四万十町、大月町、東洋町の4市町。利活用を希望する公有地や公有施設などについて説明し、企業側と意見交換した。
翌4日には、民間企業による候補地への現地視察も行われた。
「観光資源オーディション」は10月にも開催予定。
観光資源オーディションの事務局は、県から業務委託を受けたアウトドアの総合サービス企業、スペースキー(東京都渋谷区)が担当。高知遊休資産利活用プロジェクトのフェイスブックページを開設し、情報を発信している。
4市町がプレゼンを実施