NHK大河ドラマ「龍馬伝」の来年1月からの放映に合わせ、坂本龍馬ゆかりの山口、高知、長崎、鹿児島の4県が共同で、龍馬ゆかりの地をPRする「『大龍馬恋』観光展〜龍馬ゆかりの地へ」が15日、京都市の京都霊山護国神社・霊山内休憩所と京都駅・駅前広場で開催された。京都は龍馬が活躍した舞台の1つであることから、イベントは高い関心を集めた。
観光パンフレットなどを配布したほか、同日に開催されていた「龍馬よさこいステージ」で各県のミスや龍馬博のイメージキャラクターが龍馬ゆかりの地をアピールした。
ゆかりの地の1つ、山口県下関市は、龍馬と妻のお龍が暮らした場所。巌流島には龍馬とお龍が一緒に花火を上げたという逸話も残っている。 龍馬の生まれた高知県は、来年1月から約1年間、「土佐・龍馬であい博」(通称・龍馬博)を開催する。
長崎県にも来年1月9日から約1年間、期間限定のドラマ館として、長崎歴史文化博物館内に「長崎奉行所・龍馬伝館」が開設される。また長崎市の浜の町商店街とハウステンボス内にも龍馬関連施設が設置される。
鹿児島県霧島市は、龍馬とお龍の2人が、薩摩藩の小松帯刀や西郷隆盛たちの誘いで薩摩を訪れたゆかりの地。この旅が「日本最初の新婚旅行」と言われる。ドラマに合わせ、塩浸温泉龍馬公園の整備も進んでいる。
各県のキャラクターらがアピール