香川県が「うどん県」に改名──。県内の魅力を国内外にアピールしようと、香川県が新しいプロモーションビデオを作成し、11日、報道陣に公開した。
発表会にはビデオに出演した地元出身の俳優、要潤さんと、女優の木内晶子さんも出席し、浜田恵造知事と3ショットでビデオの内容を再現したり、名物のぶっかけうどんを試食するなどのパフォーマンスを行った。
ビデオは香川県副知事を演じる要さんが「香川県はうどん県に改名いたします」と記者会見する場面で始まり、木内さんら県内出身のタレントがさまざまな職業の人に扮してリアクションする内容。うどんのほか、自然や食、アートなど県内の多彩な魅力も映し出し、「うどん県。それだけじゃない、香川県」とアピールしている。
発表会で要さんは「出身地の県の事業に参加できてうれしい」、木内さんは「香川のうどんは店によって味が違う。いろいろな店に行って食べ比べをしてほしい」と話した。
発表会ではこのほか、香川県産のオリーブをエサにした養殖ハマチと和牛を使った料理を紹介。県では新しい名産として売り出す方針だ。
ビデオは羽田空港の待合室や飛行機内、東京メトロの車内ビジョン、東京都内の映画館などで放映される。
俳優・要潤さん=写真右=が副知事役で会見した