韓国が66%減 2019年10月訪日旅行者数

  • 2019年12月3日

ラグビーW杯出場国 好調も 前年割れ 6%減の250万人

 2019年10月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比5.5%減の249万7千人となった。日本政府観光局(JNTO)が11月20日に発表した推計値。日韓関係の悪化に伴い訪日観光を控える動きが続く韓国は65.5%減と9月より減少率が拡大した。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開催で英国など出場国の訪日客が増加し、東南アジアも好調だったが、韓国の減少を補えなかった。中国は10月として過去最高を記録したが、台風19号による航空便の欠航などで伸び率は1桁にとどまった。

 訪日外国人旅行者数の前年同月比は、韓国客の減少などで8月が2.2%減となり、自然災害の影響を受けた18年9月以来11カ月ぶりのマイナスを記録。9月はラグビーW杯の効果や中国客の増加などで5.2%増とプラスだったが、10月はマイナスに転じた。

 19年10月の訪日旅行者数を国・地域別に見ると、政府の訪日促進の重点市場20カ国・地域のうち、韓国、台湾、イタリア、スペインを除く、16カ国・地域が10月として過去最高を記録した。このうち英国、ロシアは年間を通じた月間の最高値となった。

 韓国は、65.5%減の19万7300人。訪日旅行を控える動き、日韓航空路線の減便・運休で落ち込んだ。前年同月比は7月の7.6%減、8月の48.0%減、9月の58.1%減から下げ幅が拡大した。

 ラグビーW杯(開催期間9月20日~11月2日)の出場国では、日本を除く17カ国(イングランド、スコットランド、ウェールズは英国として集計)の10月の訪日旅行者数が24.3%増の41万6900人となった。

 出場国の内訳では、英国が85.6%増の6万8400人で月間の過去最高を記録した。フランスが15.1%増の3万9500人、豪州が8.8%増の5万1600人など。訪日促進の重点市場以外でも、アイルランドが470.1%増の1万2千人、ニュージーランドが106.7%増の1万5700人、南アフリカが393.0%増の5300人などと増えた。

 ラグビーW杯の出場国以外では、中国が2.1%増の73万600人だった。航空路線の拡充、個人観光査証の発給要件緩和などが訪日需要を喚起したが、台風19号による航空便の欠航、元安に伴う旅行商品の価格上昇で、伸び率は6カ月ぶりに1桁となった。

 台湾、香港も台風による航空便欠航の影響を受けたが、台湾は国慶節の4連休などで9.0%増の41万3700人、香港は重陽節の3連休などで6.6%増の18万600人となった。

 東南アジアは、重点市場6カ国全てが2桁の伸び率を記録した。タイは、バンコク―福岡線の新規就航などで23.2%増の14万5300人。マレーシアは、祝日、学校の休業などで家族旅行の需要が喚起され、24.9%増の4万8900人となった。

 

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