JR東海は1日、オンラインショップ「JR東海MARKET」で取り扱う一部の商品を駅で非対面、非接触で受け取れる「スマートPick」の実証実験を始めた。レジに並ばないスムーズな購買体験、駅スペースを活用したSDGs貢献など、駅ナカでのニーズを検証する。
スマートPickは、SDGs推進企業のZERO(東京都台東区)が運営する食品ロス削減の無人販売機「fuubo」を活用。実証実験では、(1)飛騨牛カレー(2)オリジナルブレンドティーセレクション(3)ラーメン海鳴お土産ラーメン(4)そうめん(池利)(5)スムージー(なかひら農場)―など、スマートPickの将来的な展開可能性を意識した商品を取りそろえる。
「土産をレジに並ばずに受け取れるほか、駅に店舗を持たない事業者に新しい販売チャネルを提供できる」と同社。