静岡県観光協会と民間2社、入浴剤の売り上げを観光業応援に活用


寄付金贈呈式の様子

 静岡県観光協会とバスクリン(東京都千代田区)、杏林堂薬局(静岡県浜松市)は5月16日~6月16日、新型コロナウイルスの影響を受ける観光業界を応援する共同企画「静岡応援キャンペーン」を実施した。期間中の杏林堂薬局(県内85店舗)におけるバスクリン入浴剤の売り上げの3%が静岡県観光協会に寄付された。

 7月21日には寄付金贈呈式を開催。バスクリン、杏林堂薬局が、32万2126円を静岡県観光協会に寄付した。

 寄付金の活用について静岡県観光協会の興津仁裕事務局長は「観光行政と連携し、感染症対策が県内の温泉、ホテル、飲食店で行われ、安全安心であることの情報発信に使う予定だ」と方針を示した。

 今後の観光施策に関しては「コロナ禍で静岡アフターDCの事業ができなかったが、収束後の復活に向け、来春の商品企画の検討などを進めている」と話す。


寄付金贈呈式の様子

 
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