青森県は5日、県内の旅館・ホテルを対象としたセミナー、第1回「おもてなしチャレンジ塾」を青森市内のホテルで開いた。参加者は女将や接客責任者ら約20人。講師には福島県・磐梯熱海温泉の旅館、四季彩一力の小口潔子氏らを招いた。
2015年度末の北海道新幹線開業、16年7〜9月の青森県・函館デスティネーションキャンペーンの開催に向けて、宿泊施設のおもてなしのさらなる向上を図るのが狙い。
四季彩一力の小口氏が「ワンランク上のおもてなしを目指して」と題して講演。老舗旅館の女将としての経験などを基に、ホスピタリティを高めるポイントなどについて語った。
「お客様との信頼関係を深めるホスピタリティ」をテーマとしたワークショップも実施。JTBコーポレートソリューションズ・ホスピタリティマネジメント事業部コンサルタントの夏苅正史氏が講義を行った。
第2回目のチャレンジ塾は3月に開催予定。来年度も内容をさらにステップアップさせて実施したい考え。
おもてなしチャレンジ塾が開講