阪急交通社は8月28日、岩手県の釜石―花巻間を運行する蒸気機関車「SL銀河」やローカル列車に乗り、秋の東北を巡る二つのツアーを発売した。創業70周年の記念企画。
ツアー名は「SL銀河に乗車し三陸を6つの列車でめぐる旅2日間」と「リゾートみのり・SL銀河でめぐる東北5つの列車旅2日間」。いずれも10月27日東京発で、各ツアー40人、計80人限定。旅行代金はそれぞれ大人2万9800円、3万1800円。
二つはBRT(バス高速輸送システム)路線、三陸鉄道などの列車を乗り継ぎ、三陸を中心に周遊するコースと、リゾートみのりと奥羽線、田沢湖線、釜石線快速を乗り継ぎ、東北4県を巡るコース設定。
両コースとも、東京駅からは東北各駅の往復は新幹線を利用して釜石に泊まり、2日目に釜石―花巻間をSL銀河に乗車。「(一部)貸し切りならではのおもてなしと車窓からの景色を楽しみながら宮沢賢治の世界観を体感してもらう」と同社。