阪急交通社は3月18日、東宝などと共同で「ゴジラ寄席」を開催する。日本を代表する怪獣、ゴジラと伝統芸能の講談、落語がコラボレーション、「従来とは異なる、映画館の新たな楽しみ方を提案する」という。
1954年に上映された初代ゴジラ作品「ゴジラ」の上映の前に、講談師の旭堂南龍と落語家の桂紋四郎が特撮怪獣映画という未知の偉業に挑んだ人々の苦労話や工夫を、上映当時の生活風景を織り交ぜ、面白おかしく掛け合う。
会場は神戸市中央区のOSシネマズ神戸ハーバーランド。講談、落語によるゴジラ噺が約30分、映画上映は97分。2回実施し、各回定員は140人。料金は1人2千円。
同社は「イベントを実施することで、映画や伝統芸能のファンを増やすだけでなく、日本が世界に誇るコンテンツを通してこれからも日本人の文化力向上の機会を提供していく」としている。