大阪市交通局、阪急電鉄、南海電気鉄道は14日、関西国際空港から京都へのアクセスを便利にした割安の企画乗車券「京都アクセスきっぷ」と「関空アクセスきっぷ」を発売した。12月25日までの限定発売。関空を利用する国内外の観光客をターゲットにした。
市営地下鉄と阪急電車のダイヤ改正で、同日から、土休日に市営地下鉄堺筋線の天神橋六丁目駅から阪急京都線の河原町駅まで相互乗り入れの直通区間を延伸、準急が運転されることになった。
今回のきっぷでは、南海空港線関西空港駅から南海線天下茶屋駅で市営地下鉄堺筋線天下茶屋駅に乗り換え、相互乗り入れしている市営地下鉄と阪急電車を利用して、阪急京都線の河原町駅まで行けることになった。
両きっぷとも片道1200円。通常運賃の場合は1550円。南海空港特急ラピートを利用したい時は特急券を300円で購入できる。途中下車は乗換駅の天下茶屋駅のみ。
京都アクセスきっぷは南海関西空港駅で、関空アクセスきっぷは阪急河原町、烏丸、桂駅、淡路の各駅などで販売される。
9日、大阪市役所で行われた記者会見には、大阪市の平松邦夫市長、京都市の門川大作市長、亘信二・南海電鉄社長、角和夫阪急電鉄社長、新谷和英・大阪市交通局長、福島伸一・関西国際空港社長、原喜信・近畿運輸局長が出席し、アクセスきっぷの利用をPRした。
記者会見でPR