国土交通省関東運輸局と東京商工会議所、関東観光広域連携事業推進協議会の共催による第4回「広域関東学生『インバウンド広域観光周遊ルート』旅行企画コンテスト」の決勝戦と表彰式が13日、東京の新宿区角筈区民ホールで行われた。決勝に進出した優秀作5件を表彰。グランプリは清真学園高等学校(茨城県鹿嶋市)が受賞した=写真。
関東の高校生、大学生らを対象とした、関東広域を巡る外国人向けの旅行企画コンテスト。「テーマ・ストーリー性」「新たな視点」「ルート」「実現可能性」などの視点から旅行会社社員、外国人ジャーナリストらが審査した。
事業には今回から観光経済新聞社が後援。本紙記者も審査を担当した。
今回は68件のエントリーがあり、2度にわたる書類審査で5件が通過。当日の決勝戦に臨んだ。決勝戦では学生らが旅行企画の内容を舞台でプレゼンテーション。そのパフォーマンスを加味し、最終の順位を決定した。
グランプリとなった清真学園高等学校は、「『灯』(ともしび)~時代とともに移り行く灯の旅~」をテーマに、和ろうそくやLEDの製作現場、夜景の名所を巡る旅を提案した。決勝戦にはこのほか跡見学園女子大学篠原ゼミ、同村上ゼミ、立教大学東ゼミ、桜美林大学渡邊ゼミが進出した。