
あいさつする野池観光部長
長野県は7日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンで、首都圏の旅行業者やマスコミ関係者らを対象に観光懇談会を開き、旬な観光情報を提供、送客を呼びかけた。県内から約40市町村が参加した。
冒頭あいさつした県の野池明登観光部長は「信州山の日」(7月第4日曜)の制定や来春の北陸新幹線金沢延伸に伴う飯山駅開業、7年に一度の善光寺御開帳、2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の放送などを挙げ、「ここ数年、信州は目が離せない」とアピールした。
懇談会では東信州、諏訪、伊那路、木曽路など6エリアの観光情報をPR。8月の岡谷蚕糸博物館のリニューアルオープン(諏訪)、新しい体験施設「フォレストアドベンチャー松川」(伊那路)などがある。
情報交換会では信州サーモンやワインなど、信州自慢の食材を使った料理や酒を参加者に振る舞った。加藤さゆり副知事は「10月下旬には東京・銀座に活動拠点(銀座NAGANO)がオープンする。首都圏での信州ファンを増やしていきたい」と述べた。

あいさつする野池観光部長