鉄道旅客低調で3社赤字 JR旅客4社 第1四半期決算


通期決算は微増を予測

 JR東日本、東海、西日本、九州の上場4社はこのほど、2022年3月期第1四半期決算(21年4月1日~6月30日)を発表した。コロナ禍の影響が続き鉄道利用などが低調で、JR九州を除く3社が赤字となった。22年3月期通期の連結業績予想は、4社とも微増を見込んでいる。

コロナ反動で昨年比増 JR東

 JR東日本の第1四半期決算は、売上高が前年同期比30.2%増の4333億9800万円、営業損失が552億5500万円、経常損失が654億1200万円、純損失は769億5800万円となった。売上高は、コロナ禍からの反動で運輸事業や流通・サービス事業、不動産・ホテル事業が増収となり、昨年を上回った。

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