観光をPRするとともに、特産品を販売している北海道のアンテナショップが人気だ。北海道が開設している東京・有楽町駅前の「北海道どさんこプラザ」には毎月20万人が来店。昨年の売上額も7億7千万円に達し、全国のアンテナショップの中で上位の実績だという。
どさんこプラザでは、生キャラメルなどのスイーツブームに伴って菓子類の売り上げが伸びている。菓子類以外にも、北海道直送の道産品1千種の販売が好調。
民間企業が開業している東京駅八重洲口前の「北海道フーディスト」も話題だ。飲食コーナーではスープカレーやイクラ丼、ラーメンなどが味わえ、人気を呼んでいる。近く飲食コーナーをリニューアルする。
また、札幌駅には、道と札幌市が連携して開設する「北海道さっぽろ“食と観光”情報館」(愛称「キタベル」)内にどさんこプラザ札幌店がある。運営は北海道貿易物産振興会。特産品コーナーのほか、併設の軽食コーナーや観光案内カウンターがにぎわっている。
問い合わせは、どさんこプラザ(TEL03・5224・3800)、同札幌店(TEL011・213・5053)、北海道フーディスト(TEL03・3275・0770)まで。
「どさんこプラザ」の店内