道の駅に隣接 積水ハウスとマリオット、北海道にホテル2軒開業


 「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」を推進する積水ハウス(大阪市北区)とマリオット・インターナショナルは5月26日、北海道恵庭市と長沼町の道の駅に隣接したホテル2軒を開業した。

 同プロジェクトは、道の駅に隣接してホテルを立地することで、地元と連携して地域の知られざる観光スポットを訪ね歩く旅や交流の拠点として、地域の活性化につなげる試み。北海道内では初の設置で、全国では16、17カ所目となる。

 恵庭市の「道と川の駅」に隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ」は、札幌と千歳空港の中間に位置。トレッキングなどで人気の恵庭渓谷にも近く、4階建てで全102室=写真は開業セレモニーの様子。長沼町の「道の駅」に隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園」は、札幌から約40キロの距離に位置。目の前に牧歌的な田園風景が広がるロケーションで、3階建て、全78室。

 宿泊特化型のホテルで、食事や土産の購買は隣接の道の駅や地域の店を利用してもらうが、事前に予約すれば、道の駅で作る地元食材を使った朝食ボックスを取り寄せることができる。

 宿泊料金は2ホテルとも1室1万4520円から(2人利用時、税・サービス料込み)。

 開業セレモニーで積水ハウスの石井徹取締役は「観光を通じて地域経済を活性化していく地方創生の取り組みで、北海道にも2カ所のホテルを開業できた。道の駅に隣接したホテルを拠点に地域の知られざる魅力を訪ね歩く新しい旅のスタイルを提案したい。3年後には26道府県で約3千室の規模にと考えている」と述べ、マリオットのカール・ハドソン日本代表も「道の駅のホテルを拠点として、北海道の大地や文化に触れる旅を楽しんでもらいたい。世界の観光も回復してくるので、道外の旅行者にも各地を巡るきっかけになれば」とあいさつ。出席した地元の原田裕・恵庭市長や斎藤良彦・長沼町長も「地域の活気につながる。地元ならではの楽しみ方を提供できるよう、しっかり連携していきたい」と述べ、開業を祝った。

 23日には道内3カ所目となる「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野」の開業が予定されている。

 
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