経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の2019年10月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。遊園地・テーマパーク(TP)は9.7%減の603億2600万円と、14カ月ぶりに減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が8.6%減少。入場者数は一般が12.4%、団体が6.9%減少し、全体で11.8%減少した。
ゴルフ場は2.2%減の91億1500万円と、4カ月ぶりに減少した。利用料金収入が1.1%、利用者数が1.8%それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は4.2%減の25億5900万円と、5カ月ぶりに減少。利用者数が4.3%減少した。
ボウリング場は5.5%減の11億5100万円と、4カ月連続で減少。利用者数が6.1%減少した。
パチンコホールは7.8%減の2620億3500万円と、4カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。結婚式場業が11.6%減。その他のフィットネスクラブ、葬儀業などが1桁減だった。