経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の10月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、前月に続きゴルフ練習場のみ前年同月を上回った。遊園地・テーマパーク(TP)は48.1%減の313億600万円と、13カ月連続で減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が48.9%減少。入場者数は一般が46.1%、団体が62.1%それぞれ減少し、全体で47.7%減少した。
ゴルフ練習場は12.5%増の28億4100万円と、2カ月連続で増加した。利用者数が12.6%増加した。
ゴルフ場は6.2%減の85億6400万円と、2カ月連続で減少した。利用料金収入が4.1%減少、利用者数は1.7%増加した。
ボウリング場は27.3%減の8億3800万円と、16カ月連続で減少。利用者数が27.6%減少した。
パチンコホールは17.2%減の2168億1900万円と、16カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、学習塾のみが前年同月比増加した。ほかの結婚式場業、葬儀業、外国語会話教室、フィットネスクラブは減少した。
結婚式場業が51.3%減、フィットネスクラブが28.7%減と大きく減少している。