経済産業省が10日に公表した09年1月の特定サービス産業動態統計調査(速報)によると、遊園地・テーマパークの売上高は前年同月比1.1%増の240億1400万円だった。昨年9月から5カ月連続で前年を上回っている。
内訳は、入場料金・施設利用料金収入が同3.3%減の122億5900万円、食堂・売店売上高が同6.0%増の117億5500万円となっている。
入場者数は384万9022人で、5.5%の減少。うち一般が同6.7%減の363万1637人、団体が同22.4%増の21万7385人となっている。
他の業種を見ると、情報サービス業が4.0%、劇場・興行場、興行団が0.2%、パチンコホールが0.9%、葬儀業が2.4%、結婚式場業が0.3%、学習塾が2.1%、それぞれ増加している。
一方、物品賃貸業(リース)が6.2%、物品賃貸業(レンタル)が4.1%、広告業が12.5%、クレジットカード業が1.6%、エンジニアリング業が44.8%、映画館が10.7%、ゴルフ場が10.9%、ゴルフ練習場が1.3%、ボウリング場が5.3%、外国語会話教室が0.8%、カルチャーセンターが0.8%、それぞれ減少した。フィットネスクラブは増減なし。