近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟関西連合会は5日、京都市南区の新・都ホテルで「第2回オール関西国内大商談会」を開いた。近旅連約100人、KNT―CTHDグループ会社の関西地区の社員約100人、合計約200人が参加した。
関西連合会域内への送客拡大に向けた商談会。宿泊券増売を中心に、関西地区内の隣県などへの旅行需要と交流人口拡大を目指した。10月に発足する新会社「近畿日本ツーリスト関西」の事業方針も会社側から説明した。
近旅連関西連合会の中照策会長(かつうら御苑社長)は「昨年を上回る参加者を得たが、これは昨年が実りある会合だったからだと考えている。商談会は(近畿日本ツーリストの)三田本部長の言われる『横の連携(オール関西)の具現化』に重きを置いている。旅行は域内が大多数を占めるところがある。深度を深めた会合にし、各地の旅連支部にも影響を与えられるようにしたい」とあいさつ。
近畿日本ツーリストの三田周作執行役員関西営業本部長は「参加した社員には自分たちの強みを各施設にアピールし、今日の結果を支店内にしっかりと落とし込んでほしい」とあいさつ。三田本部長らは新会社「近畿日本ツーリスト関西」の事業方針を説明した。