近畿日本ツーリストグループは10日、東京都港区の品川プリンスホテルで「夏のメイト商品説明会」を開催した。造成担当者からは、社内で製販一致の「こどもの夢かなえますプロジェクト」を立ち上げ、小学生以下の子どもがいるファミリー層を重視した商品展開を行うことが明らかにされた。
説明会には、近畿日本ツーリスト個人旅行販売の販売店配属社員を中心に120人が出席した。
近畿日本ツーリスト個人旅行の田中亮・旅行事業本部国内担当部長が、プロジェクト発足やテーマ性の高い3種類の商品投入、素材型商品からパッケージ型商品への移行など、今夏の重点施策を紹介。
この後、各商品の造成担当者が、早く申し込むと子ども料金が割引になる「早割」やメイトオリジナル「宝探しゲーム」の導入、家族向け商品のパンフレットにプロジェクトのロゴを入れるなどといった家族向け商品の特徴を説明した。
特にプロジェクトは、家族客取り込みに力を入れる近ツー個人の今夏の目玉施策。テレビ番組を参考にしたり子どもを対象に入念なリサーチを行ったりした上で企画を練り上げ、造成につなげた各種商品が出そろった。
説明会後には「北海道・沖縄 メイト夏商品決起大会」が開かれた。説明会出席社員に加え、近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟の北海道、沖縄両連合会、近畿日本ツーリスト全国ひまわり会の関係者らも出席して、北海道、沖縄商品増売達成を誓い合った。
家族向け夏商品のパンフレット