トリップアドバイザーは、過去1年間にトリアド上に日本語で掲載された口コミをもとに、「旅好きが選ぶ日本の美術館・博物館ランキング2018」を発表した。1位は美術館が豊島美術館(香川県土庄町)、博物館は長崎原爆資料館(長崎市)だった。
豊島美術館は高松からフェリーで30分ほどの瀬戸内海東部に位置する豊島にある美術館。建物は柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、「美術館というより芸術空間」「美術館の概念が変わった」などの口コミが寄せられている。
長崎原爆資料館は長崎に投下された原爆の惨状を伝える市立資料館。常設展のほか、随時企画展が開催されている。館内には図書室、平和や原爆に関する書籍や絵はがきなどを販売するミュージアムショップも併設されている。
「一度は行くべき場所」「世界中の人に見てほしい」といった口コミが多く寄せられている。
以下、10位までの施設は次の通り。
▽美術館=2位・藤城清治美術館(栃木県那須町)、3位・根津美術館(東京都港区)、4位・大塚国際美術館(徳島県鳴門市)、5位・三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)、6位・足立美術館(島根県安来市)、7位・岡田美術館(神奈川県箱根町)、8位・ポーラ美術館(同)、9位・軽井沢千住博美術館(長野県軽井沢町)、10位・東京国立近代美術館(東京都千代田区)。
▽博物館=2位・広島平和記念資料館(広島市)、3位・東京国立博物館(東京都台東区)、4位・日本自動車博物館(石川県小松市)、5位・北九州市立いのちのたび博物館(福岡県北九州市)、6位・福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)、7位・博物館明治村(愛知県犬山市)、8位・トヨタ産業技術記念館(名古屋市)、9位・国立民族学博物館(大阪府吹田市)、10位・島根県立古代出雲歴史博物館(島根県出雲市)。
豊島美術館
長崎原爆資料館