読売旅連・契約指定協、書面で理事会総会


 読売旅行協定旅館ホテル連盟(大木正治会長=愛媛県・ホテル葛城)と読売旅行契約指定協会(幾世英夫会長=京都府・橋立大丸)はこのほど、2020年度理事会総会を書面で行った。連盟、協会とも「読売旅行の事業方針、営業動態に則し、積極的協力を行う」ことを柱に事業を推進する。

 連盟、協会とも通常総会、理事会総会を隔年で行っている。今年は理事らによる理事会総会を7月6日に予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で書面による総会に切り替えた。

 20年度事業計画は、一般顧客に向けたインターネットによる施設の情報公開、月刊旅行読売の「旬感!旅だより」コーナーでの全国9地区会ごとの観光情報掲載、読売旅行とのコラボによる各種誘客事業など。

 読売旅行の坂元隆社長は会員向けにあいさつを送付している。要旨は次の通り。

 「コロナ禍は日本の観光業界に壊滅的な打撃を与えました。会員の皆さまの中で被害を受けなかった方はいらっしゃらないでしょう。読売旅行も甚大な被害をこうむりました。2月初めから受注がストップし、その後現在に至るまで売り上げのほとんどない状態が続いています。皆さまに送客することができず申し訳ありませんでした」

 「本格的に反転攻勢に出るのは、政府による超大型観光支援策『Go Toキャンペーン』が始まってからとなります。日帰り商品、JRや航空便を使った宿泊の長距離商品、そして個人型商品と国内旅行商品のあらゆる分野で商品を用意し、ダイレクトメールや折り込みチラシだけでなく、WEBも総動員してセールスを行います。今秋には皆さまへの送客を本格的に再開できればと考えております」

 「昨年の総会で私は、『読売旅行は筋肉質に生まれ変わる』と申し上げました。今回のコロナ禍を前にその思いは一層強まっています。組織の在り方や仕事のやり方を今一度見直し、効率の高い、無駄をそぎ落とした、そして災害や事故に強い読売旅行を作っていく所存です」

 
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