訪日外客、旅行情報収集でスマホの活用進む 観光庁調査で判明


 訪日観光客の日本滞在中の旅行情報の収集でスマートフォンの活用が進んでいることが分かった。観光庁がこのほど発表した訪日外国人消費動向調査を基にした分析結果。特に東アジアでは、スマートフォンが役に立ったという回答が多く、パソコンを挙げた回答を大幅に上回っている。

 「日本滞在中に得た旅行情報で役に立ったもの」の質問では、2013年4〜6月期の結果で、スマートフォンを挙げた割合は全体の43%、パソコンは35%となった。調査を開始した10年4〜6月期にはスマートフォンが5%、パソコンが41%だったが、13年1〜3月期に初めて逆転していた。

 13年4〜6月期の結果で、韓国、台湾、香港、中国を合わせた東アジアは、スマートフォンが44%、パソコンが29%。一方、英国、ドイツ、フランス、ロシア、米国、カナダ、豪州を合わせた欧米豪は、パソコンが56%、スマートフォンが44%だった。

 スマートフォンは、東ジア、欧米豪ともに若年層での利用率が高かった。一方で滞在日数が長い観光客は、パソコンの利用率が高くなる傾向にある。

訪日外客スマートフォン活用者の特性 >>PDFを見る

 
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