観光庁 2022年の宿泊旅行が確定数値 泊数は19年比で24%減


 観光庁の宿泊旅行統計調査の2022年の数値が確定した。2月に発表された速報値から数値が変更になっている。全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は4億5046万人泊となった。22年10月以降、国内旅行、インバウンドの需要回復が見られ、21年比は41.8%増となったが、コロナ前の19年との比較では24.4%減だった。22年の客室稼働率は46.6%で、21年比12.3ポイント増、19年比16.1ポイント減となった。

 内訳は日本人延べ宿泊者が4億3396万人泊で21年比38.4%増、19年比9.6%減。22年10月の観光需要喚起策「全国旅行支援」のスタートなどでコロナ禍からの回復が見られた。月別の19年同月比は10月が5.5%増とプラスに転じ、11月が3.5%増、12月が8.6%増で推移した。

 外国人延べ宿泊者数は1650万人泊で、21年比282.3%増、19年比85.7%減となった。22年10月の水際対策の大幅緩和で訪日外国人旅行者の受け入れが始まったが、本格的な回復は23年に入ってから。22年1~9月の各月の19年同月比は90%台の減少で推移。10月が79.6%減、11月が58.2%減、12月が36.0%減だった。

 22年の宿泊施設の客室稼働率も回復が見られた。施設タイプ別の数値は次の通り。

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