観光庁検討会、アフターコロナへ提言 観光地の面的再生・高付加価値化、制度拡充 法整備を

  • 2022年6月15日

宿泊業、旅行業の支援策強化も

 コロナ禍で疲弊した観光地、観光産業の再生に向けて、観光庁の有識者会議「アフターコロナ時代における地域活性化と観光産業に関する検討会」(座長・山内弘隆一橋大学名誉教授)が報告書をまとめ、5月31日に公表した。国が取り組むべき施策では、観光地の面的な再生・高付加価値化として、宿泊施設の改修や廃屋の撤去などを支援する補助事業の拡充、地域一体での取り組みをさらに推進するための法整備を提言した。宿泊業の経営力・収益力向上、旅行業の手数料型ビジネスからの転換を促進する施策の充実も求めた。

■観光地の面的再生・高付加価値化

地域で策定した計画に基づき、宿泊・観光施設の改修、廃屋の撤去などに補助金を交付する「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」が実施されているが、計画的、継続的に取り組めるよう制度の拡充を求めた。

 補助事業では、現在の資材価格の上昇、工期の実態などに応じて施設改修への支援内容を見直すとともに、地域の事業者が一体となったキャッシュレス化などの面的なDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組みも支援対象とすべきと指摘した。

 補助事業などの拡充にとどまらず、観光地の面的な再生・高付加価値化に関しては、法整備を含めたさらなる推進策を検討するよう提言した。整備を求める法令の内容には、達成目標、実施主体、実施期間、取り組みなどを記載した計画を策定した地域に対して、総合的な支援の実施を定めることなどが挙げられた。

■宿泊業の経営力・収益力向上

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第35回「にっぽんの温泉100選」発表!(2021 年12月20日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2021年度「5つ星の宿」発表!(2021年12月20日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第35回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2022年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2022年1月17日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram