
観光庁は4月21日、2017年度の「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」のうち、新規の支援先となる9地域を選定した。文化財、文化庁が認定する日本遺産、景観、食文化などを生かした旅行商品の造成や名産品の開発にかかる経費を国費で支援する。16年度から継続して支援する地域については5月中下旬に発表する予定。
17年度から新規に支援する地域は、網走市(北海道)、枝幸町(同)、墨田区(東京都)、氷見市(富山県)、金沢市(石川県)、下呂市(岐阜県)、大台町(三重県)、奥出雲町(島根県)、石垣市(沖縄県)。
同事業の支援対象は、自治体、観光協会、旅行会社などで構成される協議会。個別事業に必要な経費の2分の1以内を負担する。最大3年間にわたって支援する。