観光庁、長官表彰に5団体

  • 2019年10月17日

受賞者と観光庁の幹部(表彰式で)

春蘭の里実行委員会など受賞

 観光庁は、観光振興に貢献した団体、個人を表彰する第11回観光庁長官表彰の受賞者として、石川県能登町で農家民宿を通じた地域活性化に取り組む春蘭の里実行委員会、埼玉県春日部市にある防災用の地下河川施設を生かしたインフラツーリズムを推進している首都圏外郭放水路利活用協議会など5団体を選んだ。表彰式を1日に東京・霞が関の中央合同庁舎で開き、田端浩長官が表彰状などを手渡した。

 春蘭の里実行委員会は、過疎化に危機感を抱いた地元の有志7人が1996年に設立。現在は農家民宿47軒が参加している。白壁と黒瓦を特徴とする家屋、里山の自然や文化を守りつつ、国内外の旅行者に農業や食の体験、交流の機会を提供。宿泊客は年間約1万4千人に達し、外国人客も増えている。

 設立当初からのメンバー、実行委員会事務局長の多田喜一郎氏は「夢は地域が存続するように若者が増えること。そのために月40万円の売り上げが出るよう取り組んできた。次の世代に地域を引き継げるようがんばりたい」と話した。

 首都圏外郭放水路は、地域の浸水被害の軽減を目的にした施設。地下約50メートル、延長約6キロ、内径約10メートルの地下トンネルなどで構成され、「巨大地下神殿」とも呼ばれる。見学会を主催する利活用協議会では、民間のノウハウを生かした見学システム運用の社会実験を開始。18年8~12月の見学者は約3万5千人で前年同期に比べて約3.7倍になった。

 利活用協議会会長の佐藤哲也・春日部市副市長は「首都圏外郭放水路は、一義的には防災施設だが、観光資源としても効果を発揮している。外国人も訪れており、地域のさらなる観光振興につなげていきたい」と語った。

 他の受賞者は、デジタルコンテンツなどを生かしたアート展が国内外で人気となっているチームラボ、新潟県越後妻有地域(十日町市、津南町)で2000年から3年に一度、国際芸術祭を開催している大地の芸術祭実行委員会、74言語に対応した音声翻訳機「ポケトーク」を開発したソースネクスト。

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