観光庁は、外国人にとって魅力的な土産品を選ぶ「VJC魅力ある日本のおみやげコンテスト2009」の参加商品を2月1日まで募集している。5回目の今回は、食品、工芸品などの4部門の各賞などのほか、新たにグランプリとして観光庁長官賞を設けた。メーカーなどの応募だけでなく、一般からの推薦による応募もできる。
土産品を通じて日本の魅力を海外に伝え、訪日旅行を促進するのが狙い。同時に新たな土産品を育成、発掘し、地域ブランドの振興を図る。
募集部門は、(1)食品(2)匠(民工芸品)(3)エコ(4)クールジャパン──の4部門。エコ部門は、風呂敷やエコバッグのように資源の節約につながる商品などが対象。クールジャパン部門は、キャラクターグッズやフィギュアなど、日本の新しい文化を発信できる商品が該当する。
最終審査は2月20日に行う予定。VJCの重点市場になっている12の国・地域の有識者と、観光に精通した日本人の有識者が審査する。長官賞1点のほか、各部門賞、外国人審査員が選ぶ国・地域賞(12点)などを選定する。
受賞商品は成田、関西、中部などの空港売店の特設コーナーで展示、販売される予定。
土産品の応募は、専用ホームページ(http://www.vjc-omiyage2009.com)から。受賞商品の応募者には旅行券が贈られる。