観光庁はこのほど、「バリアフリー旅行相談窓口設置に係る実証事業」の実施先として第2次募集の結果、栃木県観光物産協会、白馬スポーツ・自然振興協会、福岡空港しょうがい者・こうれい者観光案内所(バリアフリーネットワーク会議)の3団体を選定した。
障害者や高齢者など誰もが旅行を楽しめるユニバーサルツーリズムの促進策の一環。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて対応を強化する。
実証事業では、外国人障害者向けのバリアフリー旅行の相談窓口の開設に向けて、外国人障害者の受け入れに関する人材育成▽地域の宿泊施設のバリアフリー調査▽多言語による宿泊施設のバリアフリー情報発信のツール作成―などにかかる費用を負担する。
第1次募集では、鎌倉市観光協会、タウンモビリティステーションふくねこ(福祉住環境ネットワークこうち)が選定されている。