観光庁は、2020年度の組織・定員として「外客安全対策官(仮称)」のポストを新設する。非常時の情報提供など訪日外国人旅行者の安全、安心の確保に関する対策を担当する。
外客安全対策官は、自然災害などを踏まえた体制整備として組織・定員強化を要求していた。担当職員として観光庁で3人のほか、地方運輸局(北海道、東北、関東、北陸信越、近畿、中国)で6人が増員される。
このほか、訪日外国人旅行者の急増に伴う混雑などの課題に対応し、持続可能な観光を推進するための体制強化として観光庁で2人を増員。国際観光旅客税の導入に伴う体制整備として地方運輸局(関東、近畿、中国、九州)で4人が増員される。