観光品質認証協会、宿泊施設向けSDGs認証を開始

  • 2022年4月11日

 観光品質認証協会は11日、宿泊施設向けSDGs認証を開始したと発表した。

全国の観光圏、DMO等と共にホテル・旅館向けに、接客や設備のミステリーショッパー等を含めた品質認証「サクラクオリティ」を提供する一般社団法人観光品質認証協会(本社:東京都千代田区、統括理事:北村 剛史)が、全国のサクラクオリティ参加施設に対して、宿泊施設向けSDGs認証(「An ESG Practice認証」)の試験的運用及び認証提供を開始しました。

■サクラクオリティ公式ホームページ:

(参加施設向け) https://www.sakuraquality.com/

(観光市場向け) https://www.sakurastay.com/

Sakura Quality

サクラクオリティでは、市場ニーズに合致した情報提供を行うために継続的に顧客ニーズを調査・観測し認証基準に反映してきましたが、An ESG Practice認証制度は、安全・安心、誠実をコンセプトとする品質認証制度である「サクラクオリティ認証」、2020年に運用を開始した新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を含む安全管理プログラム(「A Clean Practice認証」)の提供に続く国内宿泊施設認証制度となります。2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な発展という概念である「SDGs」をゴールとした企業体の日々の取り組みをESGといいます。新型コロナウイルス感染症パンデミック起源の有力候補の一つとして、森林伐採とウイルス脅威の関係を指摘する報告もみられる他、環境温暖化が新たなウイルス脅威に繋がる可能性が指摘される等(氷塊や氷山に留められている未知のウイルスが放出される等)、自然環境保全及び生物多様性の尊重は人類の喫緊の課題として認識されています。

サクラクオリティAn ESG Practice認証基準は、2022年3月24日に、持続可能な観光の国際基準団体GSTC(Global Sustainable Tourism Council)から、基準の承認(Recognition)を受けました。認証希望宿泊施設は、当会設置のAn ESG Practice第三者委員会より、当該基準に照らし、「安全で安心、誠実(サクラクオリティ)」であり、且つ「国際的に求められるSDGsの取り組みを実践する宿泊施設(An ESG Practice)」として認証されることとなります。

An ESG Practice

An ESG Practice認証基準は、基準そのものが持続可能性管理システムとして機能するよう設計されています。同基準は172項目、環境関連項目が約68%、事業性関連項目が約22%、社会性関連項目が約10%より構成されています。また、感染症拡大防止対策に関する項目を含めた「必須項目」を60項目とし、その他、加点項目として「取り組むことが望まれる項目」及び「高度な取り組みと評価される項目」が用意されています。

■サクラクオリティAn ESG Practice認証(表象)とは

認証では、これまで使用してきた表象であり、花言葉で「精神の美」を意味する「サクラ」から、希少な緑の桜であり「永遠の愛」を意味する「御衣黄ザクラ」を採用しており、1御衣黄(ギョイコウ)ザクラから5御衣黄(ギョイコウ)ザクラまで5段階の認証を行います。

■サクラクオリティAn ESG Practiceの特徴とは

サクラクオリティAn ESG Practice基準の特徴は、本基準自体がPDCAサイクルを導入できる「持続可能な取り組み管理システム」となるよう設計されている他、参加施設にはカーボンオフセット用に二酸化炭素計測システムを提供する等、全国の宿泊施設がESGをできるだけ実践しやすい仕組みであり、また、中長期的にESGを実践できるよう、認証を上記のとおり5段階に分けて、上位認証を常に意識し目指すことができるよう配慮している点が挙げられます。

これまでの防犯防災衛生管理体制も強化することでポスト・コロナ時代の顧客ニーズにマッチさせ、「安全、安心、誠実」を認証対象となる「品質」として掲げてきたサクラクオリティから、新たに宿泊施設のSDGsに関する取り組み情報を観光市場に提供することで国内外の観光市場回復を積極的に支援する狙いがあります。

■サクラクオリティ公式ホームページ:

(参加施設向け) https://www.sakuraquality.com/

(観光市場向け) https://www.sakurastay.com/

■2,200を超える調査項目で、ホテル・旅館の品質認証を行う「サクラクオリティ」とは

安全性や機能性、快適性に関する徹底調査を行うフェーズI調査(約300調査項目)から顧客配慮や接遇レベルを重視し、ミステリーショッパー(覆面調査)を実施するフェーズII調査(約2,233調査項目)に分けて実施されるもので、日本で初めて観光品質基準を策定し、国内発の「ホテル・旅館の品質認証」として注目を集めております。既に観光圏整備法で認定された全国13観光圏で導入されており、地域情報発信とともに、当該地域に所在する安心できる宿泊施設を世界に情報発信する事で大きな集客効果を得る為に、観光圏の他、新潟県観光協会、長崎県観光連盟をはじめとして全国のDMO等で稼働がスタートしております。

■今後の展開

日本は、広域な周遊ルートが訪日外国人観光客ニーズに合致しており、その意味で全国の観光協会や広域連携DMO、地域連携DMO、地域DMO等による品質認証制度として、各観光地の情報と併せて安心できる宿泊施設の情報発信を行う取り組みであり、他国でも希少なDMO等が主導する宿泊施設品質認証制度となります。「日本らしさ」を、安全安心を軸とする調査基準に込め、国内外の宿泊市場への情報発信を今後も強化してまいります。

■一般社団法人観光品質認証協会について

一般社団法人観光品質認証協会は、観光圏及び各種DMO等と共同プロジェクトとしてホテル・旅館の品質認証事業を進める協会です。

<一般社団法人観光品質認証協会 役員略歴>

統括理事 北村 剛史

経歴:株式会社日本ホテルアプレイザル 代表取締役

株式会社サクラクオリティマネジメント 代表取締役

 
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