
来館者数5万人達成のセレモニー
山口県萩市の「文と萩物語『花燃ゆ』大河ドラマ館」の来館者数が3月18日に5万人を突破した。5万人目の来館者は、姫路市の山下修平さんで、山口市在住の祖父母らと訪れていた。野村興児萩市長から記念品として特産品が贈られた。
同館は萩市の旧明倫小学校体育館を活用して1月11日に開館した。
大河ドラマの衣装やセットの展示、ロケメイキング映像の上映など、大河ドラマの世界を体感できる。開館期間は来年1月10日まで。
大河ドラマ効果で萩の主要観光地も観光客が急増。松下村塾のある松陰神社は昨年に比べて29.5%増、萩城跡は約20%増、萩城下町は約35%増と好調に推移。大河ドラマ館も3月の来館者だけで3万人を超えた。「早ければゴールデンウイーク前の4月末までに10万人の来館者を見込む」(萩市観光課)。
また、萩市では、萩城下町や松下村塾など市内5カ所が候補となっている「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」の5月の世界遺産勧告、7月の登録決定が待たれている。

来館者数5万人達成のセレモニー