耶馬渓橋など8件を重文に 文化審答申


耶馬渓橋は現存する最長の石造りアーチ橋

 国の文化審議会(佐藤信会長)は20日、大分県中津市の耶馬渓(やばけい)橋や菅島灯台(三重県鳥羽市)など8件の建造物を重要文化財(重文)に新規指定し、9件の国宝・重文について追加指定するよう、末松信介文部科学相に答申した。

 近く答申通り指定される予定で、これにより重文の建造物は2548件(うち国宝229件)となる。

 耶馬渓橋は1923(大正12)年に造られた。現存する石造アーチの中で最も長く、国内の観光道路の先駆けといわれる。全長約116メートルの8連のアーチが特徴で、「度重なる洪水にも耐え、今なお地域の交通を支える美しい姿は名勝の景観によく映る」と評価された。

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