群馬県は、県のイメージアップや観光アピールを担う「ぐんま大使」にタレントの中山秀征さん(藤岡市出身)と井森美幸さん(下仁田町出身)を任命、12月10日、東京都内のホテルで就任式を行った。2人を起用したポスターも作り、11日から都内のJR主要駅や旅行会社などの店頭で張り出された。
大澤正明知事は「(2人は)若い人からお年寄りまで幅広いファン層を持ち、好感度も高い。気さくな人柄は群馬の気質そのもの。この2人おいて大使はいない」とキッパリ。2人に桐生手漉き和紙でできた委嘱状を渡し、県育成品種のイチゴ「やよいひめ」を記念品として贈った。
井森さんが「来年はやよいひめや下仁田ネギのような甘みのある女になりたい」とアピールすれば、中山さんは「タレント出身の大使第1号であり、『キターッ』という感じ。群馬が日本の中心にあることをアピールしていきたい」と笑顔で語った。
大使就任に合わせて作ったポスターは「群馬超元気計画」と銘打ち、2人の写真をダルマや草津温泉の湯もみ、焼きまんじゅうなど県の観光名所や名産が取り囲むデザインとなっている。 キャッチフレーズ とロゴの募集開始 群馬県は12月11日、観光キャッチフレーズとロゴの募集を始めた。募集期間は1月15日までで、「県内外を問わず、誰でも応募可能」という。
両部門の最優秀賞(1点)には賞金(キャッチフレーズ10万円、ロゴ20万円)と県内温泉宿泊券、優秀賞(3点)には賞金2万円と1万円相当の県産品が贈られる。詳細は県観光物産課(TEL027・226・3385)。
中山さん(写真左)と井森さんは群馬出身