
鉄道旅客協会が6日に発表した主要旅行業10社の4月の旅行取扱額は、前年同月比109.8%増の987億4061万円となり、前年から倍増した。新型コロナウイルス感染拡大によるまん延防止等重点措置が3月に解除されるなど、行動制限が緩和されたことから国内旅行はほぼ倍増、海外旅行は3倍に増加した。外国人旅行、その他も昨年を上回った。
分野別の取り扱い状況を見ると、国内旅行が90.2%増の813億86万円、海外旅行が236.1%増の71億1971万円、外国人旅行が35.6%増の5億4453万円。その他は443.5%増の97億7551万円だった。中でも、読売旅行、阪急交通社は、国内旅行が約5倍増と大幅に前年を上回った。
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