総務省調査、宿泊・飲食業の売上高3年ぶりに増加


 総務省はこのほど、個人企業経済調査(構造編)の平成27年結果を公表した。宿泊業、飲食サービス業の1事業所当たり年間売上高は945万7千円で、前年比9.9%増と3年ぶりに増加した。また年間営業利益は144万3千円で、同5.5%増と4年連続で増加した。

 ただ年間営業利益率は15.3%で、同0.6ポイント低下した。

 ほかの業種の年間売上高は、製造業が999万4千円で、同1.9%増。卸売業、小売業が1565万円で、同3.4%減。サービス業が488万8千円で、同8.7%減。

 製造業は3年連続で増加。卸売業、小売業は3年連続で減少。サービス業は2年ぶりに減少した。

 宿泊業、飲食サービス業の事業経営上の問題点(11項目から複数回答)は、「原材料価格・仕入れ価格の上昇」が71.6%、「需要の停滞(売り上げの停滞・減少)」が63.8%と5割以上を占めた。

 
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