経路検索大手ジョルダン子会社の J MaaSは12月23日、電通と資本業務提携したと発表した。
経路検索サービスの大手、ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤俊和、以下ジョルダン)の子会社として、「MaaSサプライヤー」を目指し、2018年7月に設立したJ MaaS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤俊和、以下、J MaaS)は、株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 山本敏博、以下、電通)と、資本業務提携に関する契約を締結したことをお知らせします。
J MaaSでは、目的地までの移動手段の提供ではなく、移動全体をサービスととらえ、すべてのサービスをスマートフォンで完結できるプラットフォームを提供する「MaaSサプライヤー」を目指しています。鉄道、航空、バスなどの予約システムを統合してサービスを提供するための各交通事業者のインターフェースの共有化やデマンド交通、ライドシェアなど新しい仕組みを積極的に取り入れた経路の提案、天候や混雑状況などの外部環境を加味した快適な移動の提供などを実現するため、交通事業者やサービス事業者との連携、提携を目指し、さらには、地方型MaaSの実現を目指した実証実験を行い、ビジネス化に向けて、準備を行ってきました。
今回の資本業務提携においては、J MaaSが電通からの出資を受け入れるとともに、「MaaSサプライヤー」の実現に向けた各種業務に関する提携を行います。これにより、同社が保有するネットワーク、企画力、マーケティング戦略等を事業に活かすことで、J MaaSは、ジョルダンで進めてきたオンラインチケットの販売を拡大、そして、移動者のデータを活用することによる新たなMaaSビジネスへ繋げていくことを目指していきます。
また、この後も資本業務提携をする交通事業者やサービス事業者を増加させ、事業拡大強化を進めて行く予定であります。