観光経済新聞社社長賞は「福島県青年部」
全旅連が主催、観光経済新聞社などが協賛する第24回「人に優しい地域の宿づくり賞」の受賞者は、最高賞の厚生労働大臣賞が沖縄県の「ホテルゆがふいんおきなわ」、観光経済新聞社社長賞が「福島県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部」に決まった(既報)。表彰式は25日の全旅連第99回全国大会の席上行う。
ホテルゆがふいんおきなわは、地元の特別支援学校と連携し、「デュアルシステム企業実習型授業」に取り組んだ。特別支援学校の生徒にホテルでの仕事を体験してもらい、それぞれが持つ能力や個性を最大限に発揮できるよう努めた。
賞は高齢者など、全ての人に優しい配慮がなされ、安心、快適に楽しめる社会環境づくりに貢献した宿や旅館・ホテル組合に贈るもの。今年は全国から31件のエントリーがあり、選考委員(委員長=橋本俊哉・立教大学観光学部教授)の審査で各賞を決めた=表。
各賞の受賞者の取り組みは本紙に先週号から「人に優しい地域づくりをめざして」のタイトルで連載している。