
ベトナム語のサイト
立山黒部貫光(富山市)は14日、外国人旅行者の誘致に向けて、山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートを紹介する外国語ウェブサイトに新たに4言語のサイトをオープンさせた。ベトナム語、インドネシア語、ドイツ語、フランス語を追加。増加している個人客に対応し、東南アジア、欧州からの誘客拡大を目指す。
従来の外国語ウェブサイトは、英語、韓国語、中国語簡体字・繁体字、タイ語。今回の開設で外国語サイトは合計9言語となった。
同社によると、立山黒部アルペンルートの外国人客は、2002年には約2万人だったが、14年には約19万人、17年には約26万人に増加。台湾が約6割を占めているが、他の国・地域からの訪問も拡大している。
北陸新幹線の開業などに伴って、近年、個人客も増加している。個人客は14年には19万人のうち約2万人だったが、17年には26万人のうち約7万人となった。
各言語のウェブサイトでは、四季の魅力、ルート案内、お得なチケット、モデルコースなどを紹介している。同社では、当面の外国人客の誘致目標を30万人に設定し、取り組みを強化している。