神戸国際観光コンベンション協会は7月29日、今年度の「MEET IN KOBE21」コンベンション研修会を開催した。研修会では菊地茂・APリンク代表が「シンガポール」のMICE戦略について講演した。
菊池氏は元シンガポール政府観光局の日本MICE担当副局長。アジアのビジネス拠点を目指すシンガポールの政策について述べるとともに、観光産業の中でMICEの重要性が高まっていると改めて強調した。
同協会は、国際会議の神戸への誘致促進を図るため、コンベンション関連の団体や企業と連携した取り組み「MEET IN KOBE21」を展開しており、「日本一のMICE都市としての地位を確立するため官民一体で取り組み、今後も充実した研修会などを実施していきたい」と話す。