古窯ホールディングス(山形県上山市)のグループ会社リード(佐藤太一社長)は12月24日、山形県村山市碁点温泉に非日常の体験をコンセプトにしたグランピング施設「yamagata glam(ヤマガタグラム)」をオープンした。
1990年に古窯が事業の多角化のため購入していた約2万4千平方メートルの土地の一部を利用。直径約6メートル、高さ約3メートルのドーム型テント8基と管理棟を設置した。ドーム型テントはダブルベッド2台と応接セットを備えている。
宿泊料金はシーズンにより異なり、1基4万4千円から。目の前を流れる最上川の「三難所舟下り」やそば打ち体験、たき火体験などのアクティビティ、隣接するクアハウス碁点の利用料金も含まれている。
食事料金は別途1人5720円。夕食は山形牛をメインに地産地消に力を入れ、朝食は米粉を使ったクロワッサンを提供する。
古窯ホールディングス広報・マーケティング部の木幡純一課長は「ターゲットは20代の女性だが、各種サークル旅行や熟年カップルの獲得も目指す」と語った。
冬期間(12~3月)は休前日、祝日のみ営業となる。予約申し込みは公式ホームページ(http://yamagata-glam.com/)から。全てキャッシュレス決済となる。
施設の全景