石川県の和倉温泉開湯1200年記念事業委員会(小田禎彦会長)と和倉温泉旅館協同組合(大井徳秀理事長)は20日から、宿泊客らに液晶デジタルテレビをプレゼントするキャンペーンを始めた。
閑散期対策の一環。地上デジタル放送への移行を控え、アナログからデジタルテレビへの買い換え需要を先取りし、誘客に結びつける。
キャンペーン期間は7月31日まで。期間中、旅組加盟施設(26軒)に泊まった人や日帰り客の中から抽選で50人に32型液晶デジタルテレビをプレゼントする。「1人に付き1枚抽選券を配り、8月20日に抽選会を実施、結果はホームページで発表する」と旅組事務局。
地元テレビやラジオを使ってキャンペーンをPRするほか、チラシ1万枚を加盟施設や旅行会社に配布、フロントや店頭に置いてもらう。
和倉温泉の年間宿泊客数は約90万人だが、閑散期(5〜7月)に少しでも足を運んでもらおうとキャンペーンを実施することにした。