琵琶湖博物館(滋賀県草津市)=写真=は新型コロナウイルスの影響で延期していたリニューアル工事を完了し、10月10日にグランドオープンすると発表した。
2015年度から20年度までの3期6年をかけてリニューアルしてきた。第1期は16年度、2期は18年度に完成。3期はA、B展示室を充実。例えばA展示室では400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について現在の環境との関わりと共に紹介する。
グランドオープン後の料金(常設展)は大人800円、高校・大学生450円。
博物館の敷地面積は約5万5千平方メートルで、湖をメインにした博物館ではわが国最大級の規模という。全国でも珍しい淡水専門の淡水展示を持つ博物館でもある。1996年に開館し、来館者数は1100万人超となっている。