
仲井眞知事があいさつ
沖縄県(仲井眞弘多知事)と沖縄観光コンベンションビューロー(平良哲会長)は1月26日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で恒例の「沖縄感謝の夕べ」を開いた。同県の観光振興と県産品の流通推進に協力する関係者約1千人を招待。日頃の送客やPRに感謝の意を述べた。
仲井眞知事は、県への観光客は景気の影響を受けてなかなか伸びないとしながらも、「2月はプロ野球のキャンプ、3月は吉本興業の国際映画祭、10月は世界へ移民で行ったウチナーンチュ(沖縄県人)が集まる5年に1度の『世界のウチナーンチュ大会』がある」として、話題が豊富な同県への多くの送客を呼び掛けた。
来賓から、内閣府沖縄担当大臣の枝野幸男氏があいさつし、「前任の前原さん、馬淵さんとともに、沖縄の振興をしっかりやろうと取り組んでいる。若い、活力のある県として、これからの日本をリードするものと期待している」と述べた。
送客側を代表して、日本航空インターナショナルの大西賢社長は「JALにとって国内線は事業の大きな柱。中でも沖縄線は国内線収入の15%を占める重要な路線のひとつだ。沖縄地区の航空需要のさらなる拡大を図りたい」、全日空の片野坂真哉取締役執行役員は「沖縄線に今年、大型機を投入し、春には増便を予定している。キャンペーンなど、いろいろ知恵を出して(送客へ)がんばっていきたい」と述べた。

仲井眞知事があいさつ